派遣会社を設立するには?
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派遣会社を設立するには? > 派遣会社設立の許可

派遣会社設立の許可

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学生時代にアルバイトで派遣会社に仕事を紹介してもらって働いた経験がある人も多いと思いますが、派遣会社を設立するためには厚生労働省へ労働者派遣事業許可申請を提出し、許可を貰わなければならないことはご存じでしょうか?
一般的に会社設立する場合、特別な許可が必要なわけではありませんし資本金の最低金額も設定されていませんので、起業する発起人の考えで事業内容を決めたり資本金の準備を行いますが、派遣会社に限ってはそういうわけにはいきません。

なぜ派遣会社は厚生労働省へ労働者派遣事業許可申請を提出して許可をもらわなければならないかと言うと、簡単に言えば人材を紹介する専門の知識が必要になるからです。
派遣会社には3つの種類の派遣システムがあって、一般派遣・特定派遣・紹介予定派遣とそれぞれ少し特徴が異なります。

まず一般派遣は学生時代にやったようなアルバイトを紹介しているもっともポピュラーな派遣方法で、派遣会社に登録し、そこからマッチした仕事を選んで働きに行く方法です。
特定派遣は一般派遣と同じようにマッチした仕事を選んで働きにいきますが、雇用形態が正社員と同様になるなどの特別な待遇が加えられています。

最後に紹介予定派遣は最終的に正社員雇用を前提とした派遣で、最近では自動車工場やアパレル、飲食関連を取り扱っている派遣会社によく見られるシステムです。
厚生労働省への許可申請をするためには先に派遣元責任者という資格を取得しなければならず、これがないと派遣会社を設立することができません。

ですから派遣元責任者講習を受講してその資格を取得し、そのあとに通常の会社設立手続きを進めていきます。
また、派遣会社は資本金を最低でも2,000万円用意しなければならないという決まりもあり、ここも通常の会社設立とは異なる部分なので頭に入れておいてください。

定款の作成が終わって登記申請を行い、会社設立手続きができたら厚生労働省へ労働者派遣事業許可申請を提出し、許可が下りた段階で成立となります。
このように派遣会社を設立するためには通常の会社設立にはない段階を踏まなければなりませんので、少し苦労もあります。

さらに重要なことは派遣会社が人材を企業へ紹介する会社であるという点で、これはほかの職業以上に信用がとても大きな意味を持ちます。
いい人材を紹介できる派遣会社は重宝されますが、逆にそうではない会社だとそこから人を取ろうという気にはなりませんので、そこも頭に入れておくべきです。